今も以前も自分のやるべきことは、よい作品を執筆することへの全力投球のみ。大切な時間を費やして僕の小説を読んでくれた人には、読後、自分の人生が輝いていると感じてほしい。そう思って書いています。人生は短い。人に喜んでもらえること以外の仕事をしている暇はありません。
スマートフォンやタブレットが私たちをアッと驚かすとき、この世界は豊かになる。でも、それだけなら単なる四角い板にすぎない。これらに命を吹き込み、私たちに元気を与えてくれるのは、そこから取り出される音楽であり、エッセーであり、エンターテインメントであり、刺激に満ちた世界だ。それらは人文科学によって生み出される。
ひざとひざの間の部分。それ自体を見ても、実は何も感じないんです。それが、「お姫様のようなあの方のものだ」と想起した時に、興奮するんですよ。「誰々のもの」という所有者のイメージがないと、性器それ自体は何も物語らないんですね。人の心を揺さぶらない。だから、性器を「わいせつではない」とおっしゃった、ろくでなし子さんは正しいわけです。