あまりにレベルの低い話なんですけど、ちょうど売れ始めた頃は靴底がはがれていて、雨が降ったらいつも靴下がぬれていたんです。だから、靴を買いましたね。底辺の生活からの成功だったので、こういうささいなことが喜びでした。
『流行っているから』とか、『みんながやっているから』とかで中途半端に始める趣味ほどつまらないものはないですよね。別に流行っていようがいまいが、人が興味を持とうが持つまいが関係ない。だって、『僕にしか分からない魅力』って、たまらなくないですか?
悩んだときは所属するコミュニティーといったん距離を置いて、「自分」を主語にして考えてみてほしいのです。自分は何に価値を置いているのか、どんな人生を歩みたいのか。そうした本心をわかったうえで進めば確信を持って歩んでいけますし、後で後悔もしないのではないかと思います。
国というのは、ビジネスにとって非常に便利なものなのである。国民国家とは、共同体という世界から抜け出すために生み出されたものであるにもかかわらず、なぜか強い「共同体的な」意識として、ビジネス界の権力者によって都合よく利用できるものとなっている。