中間層の衰退は、社会全体の仕組みに大きな影響を与えることが考えられます。まず、最初に浮かぶ点は、中間層の衰退によって政治体制が不安定化する可能性です。「安定した民主主義は中間層が土台」という表現が使われてきました。一般的に、富裕層や貧困層が多いと、どうしても特定の権力者やポピュリズムに走る扇動的な政治体制になり易いと言われています。
カラーセラピーの世界では、母性の象徴が青、父性の象徴が赤とされています。つまり、男性が青を好むのは母性に癒されたい願望の表れであり、女性が赤を好むのは、父性によって守られたい願望を表すことが多いんです。
今、二郎さんのようなコメディアンはいないし、これから先も現れないと思うな。そんな二郎さんがいなくなって、改めてお笑いをするのは、二郎さんに失礼な気がしてね。はっきり言って、もう”お笑い”はやりたくない。お笑いをつくる仕事はしてもいいけど、自分でするのはいや。だって、もう二郎さんはいないんだもの。
言葉を書いてみてもわかるけど、“いじり”と“いじめ”って一文字違いだし、紙一重だったりするんじゃないかな。相手が傷ついてたら、それはもういじめに片足をつっこんでるようなもんだよ。相手を傷つけているなら…
私の知る限り、創造的な仕事をして生き生きと生きている奴は、みな世間をナメきっていた奴ばっかりだってことだ。年寄りになって嬉しいことは、そういうことが自由に言えることだ。新しいことを始めるには顔はともかく心の底では世間をナメている必要があるのだ。
これから社会に出るみなさんに言いたいのは、美意識を持って仕事をしてほしいということ。美意識なんて無駄なものだと思っている人もいるかもしれないけれど、生活のために経済だけを追求していると、どこかでひずみが出てしまう。創作だけでなく、発言も考え方も美意識があってこそ人に一目置いてもらえるんです。