公邸にただならぬ『何か』を感じたのは私だけではなかったらしく、細川首相の佳世子夫人はお子さんたちと同居されず、寝室を一室お使いになっただけで、残りの部屋にはお香を焚かれていたようです。私が下見にまいりましたときに、まだ残り香がたち込めていたのがとても印象的でした。