自分がほしいものが分からない段階では検索はできない。ユーザーはまずインスピレーションを求める。洋服店に行って、そこでパンツを買いたいと思っても、いつも履くものでなければ何をベースに検索すればいいかわからない。店内を見て回って、いろいろな商品を見て、試着をしてという中でやっと発見できる。それがオフラインの発見。Pinterestの根底にはその考え方がある。
オリジナリティというのは誰にもあるんですよ。どんな場所で生まれ育ったかとか、両親が何をしていたとか自然に備わったものがそれぞれあって、そういう意味ではみんな条件は一緒だと思うんです。差がつくのは、周りと同じことをしていても、人とは違うことを探して行動できる人。
SNSでのプロフィール公開は『自分を売り込む行為』だと躊躇する人が少なくないですが、人とつながることに躊躇することはありません。あなたが周りの人に対してどんな価値を提供できるのかを知らせる行為だと考えてみてください。誰かの手助けをできるかもしれません。協力するパートナーとなるかもしれないのです。